卒業茶会(2013.12.22)
場所は夙川、山の手の素敵な邸宅。
不昧風のお茶室をはじめ、珍しい設えが随所に施されたお屋敷を使わせていただきました。
まずは待合にて例会。茶席前の超時短バージョンの為、要点のみの伝達。
今回の実行委員長、坪本副部長によるボディなランゲージ。
待合の片隅にはこっそり、青年部サイトと六甲山茶会イベントアルバムの紹介を。
次は茶席を。OBの先輩方、先生方、卒業生の順に4席予定しておりました。
まずはOB席。お点前は山口さん、後見を中井さんがご担当。
お正客は中塚先輩です。
普段の大寄せに無い、四畳半の心地よい緊張感
次席は先生方がお入り下さいました。亭主側の役割を交代し、
お正客は大井先生。
三席目は前幹事長の池田先生もお入りくださり、
お正客は山本先輩。
そして終席には、大役を努められた卒業生のお二方をお客様に、
高橋部長、坪本副部長がおもてなし。
四畳半には、日常の中の非日常があるような気がいたします。
忙中閑、ぜいたくな時間でございました。
時間差茶席の待ち時間には、百人一首大会を開催。
取り札の多い方には、心ばかりのプレゼントをいたしました。
お二方にはサンタ&トナカイさんとして、皆様にお弁当をお配りいただきました☆
お弁当の後はいよいよ卒業式。
先生、先輩方からお言葉を頂戴した後、卒業生のお二方からご挨拶。
中井さんが師事されている筑田先生からはお母さんのようなあたたかいお言葉がございました。
お二人からのご挨拶をご紹介いたします・・
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中井峰子さん
先日は大変お世話になり有り難うございました。
素晴らしい場所で素晴らしい皆様に囲まれ、
また、多くの方々のお力添えによって卒業式を行って頂けましたことを
心より感謝しております。
経験も少ない私に取りましては、
ドキドキハラハラオロオロと大変忙しい1日でしたが、
本当に良い経験をさせて頂きました。
心に残る素敵な思い出となりました。
そして、青年部の皆様の暖かさ思いやり一体感を感じ、
また親先生方OBの先輩方からの暖かいご指導 お心遣いに心より感謝し
皆様と過ごせた事を お出会い出来たことを嬉しく思っております
本当にまだまだ未熟者の私ですが
卒業を機に 心 新たに一歩 歩みだす気持ちで努めて参ります
本当に有り難うございました
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山口千恵子さん
今年4月半ばのミーティングで「始めまして」のご挨拶、それから1年にも満たない活動暦の私のために、皆々様にこんなにご苦労をかけて卒業式をしていただくなんてほんとに申し訳ない気持ちで一杯でしたし、諸先生方、OBの皆様をお招きするにはまだまだ修行が足りない自分に不安も山盛りで、「何でこんな企画になっちゃったの??」との恨み節がちらりちらりとよぎる当日までの日々でした。
が、前日準備で入らせて頂いたお茶室に一目ぼれ、青年部の皆さんがそれぞれに持ち寄って下さったお道具組みが何とも素敵で、こうしたお茶席を持たせて頂けることの喜び、幸せがふつふつと沸き起こってきました。本番当日も、先生方、OBの皆様と親しくお話しすることができ、暖かいお祝いの言葉も頂戴できて感無量。お客様をお待ちしながら松風をひとりじめした至福のひと時もあり、しみじみと心から楽しませて頂きました。
遠くまでお運びいただいた先生方、OBの皆様、陰で支えてくださった青年部の皆さん、無謀な計画に踏み切った(?)実行委員の皆様に改めて心から感謝申し上げます。
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お二方からはなんと、素敵な細水指を青年部に。
是非こちらをお道具立てに組み入れたお茶会を開いて、
皆様にお披露目せねばなりません。大きな楽しみを一緒に頂戴いたしました。
こうして振り返って、
お二方の優しいお人柄が表れた卒業式だったように感じます。
お手伝いさせていただけた喜びと同時に、
もう青年部としてはご一緒出来ないと思うと寂しい気持ちもしてしまいます。
(厳密には2月の青年部茶会までご一緒ですが!)
卒業された先輩方に恥ずかしくないよう、
これからも青年部をより愉しく有意義なものにしなければ、と思いを新たにした、年の瀬でございました。
中井先輩、山口先輩にたくさん幸せが訪れますように!
(鈴木 記)