六甲山茶会参加者コメント1(2014.06.07)
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六甲山茶会参加者コメント1(2014.06.07)
自分ではお茶は身近にあったものの、稽古をしているわけでもないので、少々引け目を感じておりましたが、登っていく道中で、景色に見とれ、仲間と会話を交わし、七曲りのえんえんと続く坂にひぃひぃ言わせているうちにほぐれてきました。

自分たちのチカラで登って、協力して準備をするそのプロセスにエネルギーを注いでおり、注がれたお湯によって点てられたお茶は熱量が伝わり、汗で冷えたからだに染み渡るおいしさでした。
また、登山で疲れきったのにもかかわらず、やってくる登山客をお茶でおもてなすのは、抹茶をおいしいと言うお客さんの声や、雨上がりの山頂の清々しさ、周りの方のきびきびした動き、お手前の動きのきれいさとあいまって、カタルシスでした。
僕自身もお手前を体験させてもらったのですが、青年部の方の正座の仕方、お湯の汲み方、茶杓の動かし方などのきれいな動きには程遠く、たとえイメージできてもやはり、一朝一夕ではできないのだと思いました。
水屋で洗い物をする際に先輩が「本来甕の水だけでするものやから、一滴も無駄にするな」と叱責されているのを聞いて、モノがない中での大切にする心は、登山やキャンプと相性がいいんじゃないかと思いました。登山自体はたまにやっているのですが、そこにお茶会という目的がくわわると、楽しさがぐんと増して「組み合わせ」の妙ですね。
複数の人と協力して作り上げる魅力、お茶の精神世界と身体性、下山後の銭湯の気持ちよさ、覚えておきたいです。
その後、実家で行われている稽古も参加し、鉄は熱いうちに打てという諺を思い出しました。
ありがとうございました。
S.O
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