茶会コメント集3~Outスタッフ(2014.11.16)
お越しいただいた皆様には心より御礼申し上げます。
少々手前味噌な感想になります事お許しくださいませ。
青年部茶会2014。テーマは「LOVE神戸」。
アウトドア席を担当させて頂きました。
会議の段階で最初は「杉で釣釜なんてできるのだろうか?」
「室内で野点のお席って?」など、なかなかイメージできず不安ではありましたが、当日は見事にお席が成り立ち、歌花筒をしつらえ、レンガの結界に紅葉を散らした風情は本当に野点のよう。
沢山の方に驚き、喜んで頂けて、後見をしていて説明するのが楽しくて仕方ありませんでした。
利休様が初めて博多湾の松原で、松に釣釜で掛釜したのが野点の始まりとされています。
生田神社では松を嫌い門松にも杉を使うということから、当初は杉でと計画していましたが断念。
港町神戸を象徴する赤レンガからの釣釜で、その赤レンガで室内のエアコンも隠してしまうという見事なアイデアに拍手喝采です。
沢山の方のご努力ご尽力の賜物と、改めて青年部の皆様のパワーに感服いたしました。
「茶の湯とはただ湯を沸かし茶を点てて飲むばかりなる事と知るべし」
これが奥深く大変難しい事ではありますが、まずはお茶を楽しむ事かと。
青年部の茶会では目の保養になるようなお宝はございませんが、工夫を凝らした楽しい趣向で楽しいお席を持つ、まさに今回の青年部茶会のようなお席こそ、青年茶人としての醍醐味ではないかと思いました。
そして何より、部員の皆様がそれぞれに協力して、仲良く楽しく茶会を催せた事、これが一番の成功だと思っています。
これからも、基本は押さえつつ、楽しい趣向、楽しい茶会を皆様とご一緒できましたら幸いです。
ご列席いただきました先生方には心より御礼申し上げますと共に、今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
アウトドア席 N
この度は初めてお水屋に入らせて頂き、大変お勉強になりました。
大寄せのお水屋なので力仕事もあり、男性の方がいて下さって助かりました。
お席に途中で皆が交代で入らせて頂けた事も有難く、楽しい時間を持てました。
また、企画や会議、事前準備など本当にお疲れ様でございました。
足手まといにならないように出来るだろうか?と不安に思いながらの参加でしたが、無事終わり、そんな場を与えて下さった事こそ、感謝です。
ありがとうございましたm(__)m
アウトドア席 Y.T
全体を通して感じた事ですが、メンバーそれぞれが自分の役割を責任をもって進行できていると思いました。
特に若手メンバーが積極的に動かれ、それをベテランメンバーが陰で支え、指示されていたのが印象的でした。
また各お部屋の斬新なアイデアが目を引き、お客様をあっと驚かせ、笑顔と感動の絶えないお席でした。
決して道具やお茶歴に頼る事なく青年部らしさが全面に出た素晴らしい茶会でした。
アウトドア席 小林
会員数が多いということは意見交換も活発になります。
アイデアが次々に出て良いこともあり、決められなくて保留になり時間が掛かることもあります。
また連絡を取り合うのも大変でしょう。
今回青年部歴の浅いメンバーがこれらの課題をなし、ひとつの大きな茶会を作り上げた実績は大きな成長といえます。
卒業を身近に感じている者としては大変嬉しく思うとともに、今までの責務から解放される一抹の寂しさも同時に感じています。
青年部の活動は仲間とともに何かを創り上げ喜びを分かち合いお互いに成長していける貴重な場所です。
あとしばらくは、この素敵な仲間と多くの経験を積み重ねていきたいと思います。
このような私たちの茶会に多くのお客様に来ていただき愉しんでいただけたら幸いです。
関わった全ての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
そしてまた、お会いできることを心待ちにしております。
アウトドア席 谷口
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