祈りと絆茶会~謝辞(2015.01.18)
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祈りと絆茶会~謝辞(2015.01.18)

20150117wp502015年1月17日 祈りと絆 茶会

 

イベントを終えての部長からのご挨拶&謝辞です。

 

相変わらずの長文ですが、我々がこの企画を実施するにいたった経緯、思いが詰まっています。

ぜひともお付き合いくださいませ。

 

 

神戸第一青年部と、近畿第三ブロック青年部との共催事業として実施いたしました『祈りと絆茶会』ですが、大盛況のうちに終えることができました。

1日経って、少し落ち着きましたので一言申し上げます。

 

何せ初めての事業で分からないことだらけ、決まっていないことだらけの中で、ここまで出来たという事に、とにかくほっとしています。

 

20150117wp54今回の呈茶は、10:00からスタートして5時間で約500人という多数の皆さんにお茶を差し上げる事ができました。

 

また、会場がJICA関西であったこともあり、宿泊されている方を中心に海外の方も多く、初めての抹茶とお菓子を通じて日本を感じていただけたことも特徴的な事業となりました。

 


 

今回は、近畿第三ブロックとの共催事業になり、ブロックからも大変多くの皆さんに参加頂きました。本当にありがとうございました。この支援が無ければ、ここまで出来なかったと思います。

 

20150117wp27なにせ、想定外の数の皆さんがいらっしゃったため、あまる想定で多めに準備したお菓子が足りず、途中でお一人様2つだったのを1つずつにせざるを得なくなるという状況でした。

 

とにかく慌ただしかったのですが、お客様として入っていただいた皆さんも、おもてなし側として参加した皆さんも、とっても良い顔をされていたので、今回の事業は大成功だったと思います。

 


 

20140607wp55今回の事業のそもそものきっかけは、ある青年部員が今年震災から20年を迎えるので、募金をしようと言い出したことでした。

 

昨年1年間、行事の度に少しずつ寄付を募りました。

大きな金額ではありませんでしたが、その募金をどこにどのような形で提供しようかと考えたときに、実は適切な募金先が見つかりませんでした・・・

donationそのことに、私は震災の記憶の風化を感じずにはいられませんでした。

あれだけの大きな災害があり、今でも苦痛と悲しみを忘れられない方々がいらっしゃるのに、こんなにも容易に世の中の関心や支援が薄れてしまう事がとても悲しく、奉仕団体でもある青年部として何かを出来ないか、と考えました。

 

自分たちにできること…、やはり一盌のお茶の力を信じ、皆さんに一服差し上げる事だと思いました。

 

震災から20年の2015年1月17日にどこかで呈茶をしよう!

 

20150117wp40問題は場所でした。いろいろ案はあったのですが、どこもしっくりきません。いろんな方に我々の思いを語り、良い場所を探していることをお伝えしました。

 

そうした中から縁がつながり、結果的に兵庫県主催の「ひょうご安全の日の集い」での呈茶という、我々の思いにぴったりの素晴らしい場所で呈茶できることになりました。

 


 

茶会のテーマは『 祈りと絆 』としました。


多くの悲劇を生んだ震災では有りますが、その悲しい出来事の一方で、多くの皆さんの支援があったり、仲間や家族の絆があったりしました。震災を忘れないけれど、未来志向の温かい席を作りたい。そんな思いで設えさせて頂きました。そんな思いを少しでも皆さんに感じていただけていたら幸いです。

 

20150117wp50私自身、多くのお客様とお話しさせていただきました。当時のことをお話しされる方もいれば、全く当時を知らない子供たちもいました。会場のいたるところで実施されていた催し物の参加者の方がふと足を止めてくれたりもしました。中でも、宮城県から合唱に参加していた学生さん達の素敵な笑顔は忘れられません。準備は大変だったけれど、この事業に関われたことに心より感謝いたします。

 

20150117wp56今回の事業は、情熱的に行動し続けた井上結美子実行委員長があってのことでした。委員長として初めての行事でしたが、見事に務め上げていただきました。

本当にお疲れ様でした。もう夜中に資料作ったりしなくていいですね。しばらくゆっくりしてください。次も「熱烈寛容」の精神で良い事業をよろしくお願いします。

 

20150117wp29最後に、復興支援課の花本さん、設営に際し多大なるご支援頂いたJICA関西の皆さん、突然のお願いにもかかわらず、貴重なお話を頂き当時の資料をお貸しくださった20年前の近畿第三ブロック長の山本義和さん、設えのアドバイスやお道具の手配に援助頂いた先生方、その他関係者の皆さん、ありがとうございました。

 

また、20年前に心のこもった支援をしていただいた全国の青年部の皆さんにも心よりお礼申し上げます。

 

皆さんの支援があって、今の私たちがいます。

 

心よりの感謝を込めて

 

裏千家淡交会神戸第一青年部
部長 坪本 圭司