裏千家茶道国際セミナー参加レポート(2015.06.07)
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裏千家茶道国際セミナー参加レポート(2015.06.07)

第67回裏千家茶道国際セミナー参加レポート

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6/6~7に総本部で実施された裏千家茶道国際セミナーに、神戸第一青年部からも1名、送り出しておりました。

その報告レポートでございます。

 

応募者多数にて危うく落選になりそうなところを、類まれなる強運で参加を勝ち取りましてございます!

参加者レポート
 
 
6月6日土曜日、朝8時半より茶道会館の2階大広間にて、第67回国際セミナーは始まりました。
 
20150607p1私が総本部での研修に参加したのは、青年部に入るきっかけとなった宗家研修以来の2回目です。
 
お知り合いは一人もおらず、右も左も分からない、ホテルの部屋で一人で奮闘した着付けもイケてない、実に心許ないスタートでした。
 
 
1日目は開会式、オリエンテーション、一人ずつの自己紹介、座禅…と、当たり前ですが全て in English。
とはいえ、茶道専門用語は日本語のままのことが多いので、全体を通して語学面では大丈夫でした。
 
ちなみに参加者は全部で30名、
そのうちの半分程度がなんらかの形での海外滞在経験者でいわゆるペラペラレベル、
日常会話には困らないレベルの人が3割、
残りの2割がまあまあ〜ちょっと苦手、
という感じでした。
 
 
20150607p21日目の午後は茶道の国際化の歴史、そして鵬雲斎大宗匠が戦後平和を希求して進めてこられた茶道の海外普及活動についての講義を受けた後、実技研修の開始となりました。
 
国際セミナーで学ぶ実技とは、「茶道を知らない外国人向けの解説付きデモンストレーションのメソッド」です。
 
先生の模範演技を参考に各班ごとに準備し披露するのですが、実習に際して決まっているのは点前だけで、解説は内容から方法まで自分たちで考えて組み立てなければなりません。これがなかなか大変でした。
 
茶道のみならず日本文化の知識の無い/少ない外国人に何を説明し興味を持ってもらうか、問われるのは客観性、想像力とプレゼン能力です。そして「なぜ?」に答えられる知識の裏付けです。ナレーションの原稿作成にもがく中で、日頃いかにぼんやりとお稽古をしていたのかということを思い知り反省しました。
 
 
 
20150607p3研修2日目は恐怖のプレゼンテーション披露です。それぞれのチームの発表後に先生方より寸評が入ります。話すタイミング、説明の仕方、説明するポイント等々、様々な観点から指摘をいただき、単純に点前を説明するのと文化として紹介することの大きな違いに気づかされました。
 

今回の研修を通じて茶道の精神と魅力を突き詰めて考える機会を得、また知識や身のこなしにおいて先生方はもちろん緑会出身の運営スタッフや同期の方々から多くの刺激を受けました。

緑会の講師をされているフィンランド人の先生の所作が私の100倍は洗練されていることになんだか悔しくなったり。

 
 
国際セミナーは国際的な普及活動に参加するための第一歩目です。貴重な機会を与えて頂いたことに感謝し、心を入れ替えて稽古に臨むことを自分に誓いました。
 
また国際セミナーに限らず、外の人と接する機会というのは本当にいい刺激になると感じました。またこういった機会があれば、積極的に参加したいと思います。
 
S賀 記
 
【追記】
 
総本部HPでもセミナーの報告記事がアップされていますので、合わせてご覧ください。