「茶会を終えて」部員コメント(2015.07.05)
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「茶会を終えて」部員コメント(2015.07.05)
青年部茶会2015『日本の夏』に参加して
(1席目 掬星席メンバー)
青年部茶会お疲れさまでした。
皆様ありがとうございました。
青年部に入って初めての夏の青年部茶会。
七夕、キャンプ、海水浴、田舎の夏、流しそうめん⁈ まで様々な楽しそうな案が。
担当する席のテーマは『涼』となり、そのテーマのもと、暑さ対策からあがった氷柱を茶席のしつらえにと誕生した氷柱の結界、麦わら帽子を可愛くアレンジした手作りの莨盆、笹で合わせたお道具、硝子のものを中心に集めた夏のお茶碗、折敷の上でお菓子の鮎を泳がせ、思い思い夏をイメージ持ち寄ったグッズで待合を飾る等々、アイディアいっぱいの夏らしいお席が作り上げられました。
夏休みの工作を皆でしているような気分でした。
お茶会当日にはたくさんのお客様に驚きまた楽しんでいただけたようで、興味深々に席内をご覧になっている様子がうかがえ本当に良かったです。
楽しい一日でした♪

心より御礼申し上げます。
Y 記
(2席目 啐啄席メンバー)
今回の青年部茶会ではいくつもの印象的な出来事がありました。
まず、席入りが整った後に部屋の明かりを消した時のお客様の「ほぅ」という感嘆の声。
水屋から8席分聞きましたが、毎度ニヤニヤしてしまいました。
二つ目は、一席が終わった後の拝見でのお客様の笑顔と熱心さ。お客様に喜んで頂きたくて試行錯誤の末に実現させた趣向でしたので、その笑顔と面白かったという感想が何よりのご褒美でした。
そして何よりも、チームプレイの素晴らしさが最高でした。全員野球ならぬ「全員茶会」でした。
啐啄席は、暗闇の中・洗い茶巾点前・四つ頭茶会にヒントを得た正客四人の席の配置と、いくつもの挑戦がありましたので、限られた時間で滞りなく進めるために受付(席割り)、着座誘導、水屋、運び、後見、全てのパートで工夫と集中力が必要でした。目まぐるしさは先生のお茶会の倍以上だったのではないかと思います。しかし昨日のみの参加の方も含めて、それぞれが自分の役割をきっちり果たしつつ周りに目を配って小さなミスや不測の事態をフォローしあうという、この上ないチームワークでした。
また、準備段階も含めて副部長お二人の助言と多大なるご協力なしには、あんなにチャレンジングなお席を無事に終わらせることは出来なかったでしょう!本当にありがとうございました。
今回は思いがけず副リーダーをさせて頂き、設えを自由に考えられる楽しさを知る反面、お茶会ひとつ作り上げるのに必要な事・考える事の多さを知り驚きました。3月からずっと各方面に気を配り、コミュニケーションを含めて全体をまとめて下さったSリーダーには深く深く感謝しています。
Y.S.