平日倶楽部~高台寺の夜咄茶会~(2016.02.26)
平日倶楽部とは、平日にしか参加できない方も気軽に参加できる企画を!と発案された、
神戸第一青年部の公式オフ会開催ユニットなのでございます。
これまで、
第1弾(平成27年4月) お花見&野点
第2弾(平成27年5月) 茶摘み体験&野点
第3弾(平成27年9月) 観月茶会
第4弾(平成27年11月) 京都着物プラン(ガラスの茶室見学)
と続き、今回、はや第5弾となりました。委員会活動よりも活発だという噂も・・・
気軽と言いながら、毎回なんだか企画者が気合を入れまくっているという雰囲気も・・・
冬の夜の茶会 「夜咄茶会」
今回は、高台寺で企画されている夜咄茶会に参加させていただきました。
本席の前に点心と喫茶が用意されておりました。場所は「高台寺御用達 高台寺羽柴」。
点心は「軽いお食事」という案内から予想した以上に豪華で美味しかったです。
御飯のうずみ豆腐粥は初めていただくお料理で、見た目も美しく体が温まりました。
食後の喫茶は石塀小路にある喫茶店でいただきました。
19時より庭園内の散策となりましたが、ライトアップされた庭園を詳しい説明を聞きながら案内していただけて、とても贅沢な時間だと感じました。
傘亭・時雨亭と高台寺蒔絵について勉強できたのが特によかったです。
霊屋の花筏や楽器尽くしの高台寺蒔絵はとても美しかったです。
庭園案内の中で豊臣秀吉使用の五七の桐についても詳しく知ることができたので、本席でも楽しむことができました。
本席では和蝋燭の灯りの中、食籠に入ったお菓子をいただき、表千家流の泡の少ない薄茶をいただきました。
暗さで視覚が十分でない分、嗅覚が鋭くなったのかいつもよりお抹茶の香りを強く感じた気がしました。濃茶はなかったのですが、薄茶の二服目までいただきとても満足でした。
最後に部屋の明かりをつけて、お道具についても詳しく説明していただけました。
お棗のしだれ梅にさりげなく螺鈿で鶯が施されていたのが特に印象に残りました。
あと手焙も初めて拝見したのでとても興味深かったです。
ずっと行ってみたかった高台寺の夜咄ですが、なかなか機会がなく、また一人で行くのも心細かったので、今回青年部の平日倶楽部で取り上げていただけて本当に良かったです!
初めてのお道具についても先輩方に教えていただくことができ、自分ももっと精進せねばと刺激を受けることが出来ました。
今回は時間がなく私服での参加となりましたが、次回は是非着物で参加したいと思いました✨
先生に活動内容を報告するのも楽しみです。
貴重な体験ありがとうございました。
次回の平日倶楽部も楽しみにしています。
これからもよろしくお願い致します。
国本