宿泊研修旅行 2日目(2016.10.30)
怒涛の1日目を終えて、迎えた金沢の朝。
本日は金沢~小松、2日目です。
矢のように時間は過ぎていきました。
朝はフリープラン。観光、買い物、更なる学び、はたまた回復。。
【研修3 行松旭松堂】
今期全国議長の行松宏展様を講師にお迎えし、お菓子づくり。
香ばしい風味のお干菓子と、ふかふかの薯蕷饅頭!
秘伝レシピを惜しみなく公開くださる行松さま。
饅頭に関しては、本当は使うお芋さんの水分量により、配合がかなり違うそうですが、そこは秘策でクリアしてくださいました。大変有難いことです。
木型を触るのも初めてな会員も多く、さまざまな木型と、木型に添えられた購入時のエピソードにわくわくします。
生地をこねるのは、男性会員の方が上手だったように思います。力強さも必要なのですね。
一番難しかったのは、饅頭をふかす時間。少しの違いでふっくらしたり、してくれなかったり。それも使うコンロの火加減などで変わるそうで、お菓子は本当に繊細なものなのだと思いました。
出来上がりのアッツアツをすぐに取り上げるのは至難の技でした。
【研修4 玄庵】
会場からまたダッシュで移動し、玄庵へ。
仙叟屋敷に並んだ小間は、仙叟宗室居士没後300年の平成9年、裏千家から寄贈されたものです。
しつらえのひとつひとつに工夫がこらされ、建築としても非常に貴重なものである上、この場を内外の方に広く開放され、特に学生茶道向けには無料で茶室を提供されるなど、茶道文化が根付いた小松の懐の深さを感じるものでした。
丁寧にご説明くださいました係の方には大変お世話になりました。
玄庵から徒歩圏内になる行松旭松堂さんにて、ここぞとばかりお買い物を。
お菓子だけでなく、地域や被災地に大きく貢献されているご様子が見て取れます。
最後に小松図書館をバックに、集合写真を。行松さまの奥様が撮影してくださいました。
こちらもゆっくりと伺えず、名残惜しい気持ちを残して、帰りの車中へ。
最後には、行松さまからの大きすぎる贈り物を頂戴し、実行委員長がその内容を参加者に報告すると、どよめきと共に感動の声があがり、いただいたご縁の深さを今更ながら有難く受け止めました。
帰路は思うより時間がかかり、また盛りだくさんの内容で常に駆け足状態での二日間でしたが、このたび会員が得た経験と思い出は何にも替えがたいものとなりました。
このたびお世話になりました全ての方に御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
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