第二回例会「~知っているようで知らなかった!?「約束紐」を学ぼう~」(2017.7.2)
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第二回例会「~知っているようで知らなかった!?「約束紐」を学ぼう~」(2017.7.2)

 神戸第一青年部 第二回例会「約束紐を学ぼう」

 

真田紐師江南15代 和田伊三男様を講師にお迎えして、

 

ご講演と、ものつくり体験をいたしました。

 

 

 

≡担当委員長 鳥委員会 山谷委員長≡

 

 

7月2日(日)、真田紐師江南15代 和田伊三男様、和田智美様をお迎えし
茶道具の桐箱に使用されている真田紐についての歴史や流儀、約束事などの講演と真田紐を使ったものつくり体験を実施いたしました。
 
皆様、とても熱心に講演を受けられていたのがとても印象的でした。
講演内容はとても興味深く、また講師お二人のお人柄にとても魅了されました。
※講演内容は部員の感想を見て頂くのが良いと思いますのでここでは省略させて頂きます
 
私自身、青年部入会後の初めての例会事業を企画させて頂いたため、とても不安でしたが
皆様より温かいお言葉や、嬉しい感想を伺うことができ、感謝でいっぱいです。
 
また、役員の皆様、副部長・副委員長には本当に助けて頂きました。
そしてOBOGの皆様もお忙しい中、参加頂いたこと
この場をお借りし、深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 
まだまだ至らぬ点はございますが、引き続きお力添え頂けましたら幸いです。

 


 

≡参加者コメント≡

 

==Y.Sさんより==

 


鳥委員会のみなさま、企画・運営ありがとうございました。
 
今回の勉強会で真田紐はただの紐ではないことを学びました。
 
いつも触れている紐も紐解けばとてもおもしろい話ばかりでした。
 
縦糸で織りなされるデザインや色に意味があり、箱の中身の重さや所有権、どこの武家かを表していたこと、
不正品への対策で純正品には隠れている横糸に工夫がされ、証明書のような役割を担っていたこと、
また、デザインだけでなく結び方も家によって違い、その結び方も時が経てば変更し、
部外者が解いたらわかるようにパスワードのような役割を担っていたこと等、
初めて聞くことばかりでした。
 
真田紐師は口を開いてはいけない時代があったと聞いたときには
なぜだかわかりませんでしたが約束紐のことを知り、納得しました。
 
真田紐は利休箱と共に用いられる以外の用途は知りませんでしたが
伸縮性のない丈夫な世界一狭い織物で命を守る役目も果たすという認識に変わりました。
 
真田紐のストラップのふさをつくる際に、
表に見えている縦糸とは全く違う色の横糸が出てきたのには驚きました。
 
真田紐にまつわる様々なエピソードを直接お聞きすることができ、とても貴重な体験でした。
今後もこのような事実が継承され、真田紐をより多くの人に知ってもらえることを願い、私も周りのひとたちに伝えたいと思います。
 
==K.Iさんより==

 


自分の委員会の事業でしたので、上手くいくのか心配ばかりしていましたが、
和田先生のお話がとても面白く、ストラップ作りも熱中して行えて、
自分自身がとても楽しむ事が出来た行事となりました。
真田紐の決まり事や、お道具との組み合わせでの意味合いなど、知らない事ばかりで勉強になりました。
お道具を見る新たな楽しみが出来たように思います!
 
サポーター役として、至らない点が多々ありましたが、
先導して下さった委員長や副部長のおかげでなんとか立ち回る事が出来ました。本当に感謝です。
そして、片付けに1人でアワアワしているところで、部員の皆さんが手伝って下さって本当に助かりました。
優しい方ばかりです!
なにより、楽しかったと沢山お声を聞けてとても嬉しかったです。
ありがとうございました!
 
==M.Sさんより==

 


梅雨晴間の、夏を思わせる一日となった 7月最初の日曜日、
鳥委員会の研修行事 真田紐講習会に、参加いたしました。
 
講師の先生は、13代宗哲のお孫さんでもいらっしゃる、真田紐師 和田伊三男先生でした。
とても柔らかな物腰と丁寧な語り口で、真田紐にまつわるお話しや歴史を私達に、わかりやすく教えて下さいました。
 
たくさんのお話しの中に、お道具のしつらえについて、特に心に残った事柄で、
宮中様式の塗りの箱に組紐を長く結んだ豪華なものに対して、
武士・民間のそれは、桐箱に真田紐を小さく結んだ姿で、
そこには利休の控えるという理念があらわれているというお話しがありました。
 
また、驚いた事柄の一つに、真田紐は縦糸と横糸で織って作るため、織物の一種となるそうなのですが、
その横糸は一切表に出ず、デザインを決めるのは縦糸のみとなり、
またお道具の真贋(しんがん)をはかるための隠し糸を仕込んだりする事もあるそうです。
 
今回の真田紐講習会を通して、茶道に込められた理念や美意識を、改めて学ぶことが出来ました。
 
お道具の作者は、作品が完成したあと、真田紐の色やデザインに、
その作品や作者である自身の系列・メッセージなどを込めるそうですが、
自分の作品を手放す最後の時にかけられたその紐は、約束紐となり、
その後の使い手によって、お道具と共に、ずっと大切にしてゆかれるものなのだと思いました。
 
今回体験として、あらかじめ用意された真田紐を私達が少し加工して、
素敵な陶器ビーズやトンボ玉をあしらった、ストラップを作らせて頂きましたが、
今度は是非、一度工房にも足を運んでみて、織紐(真田紐)作りの体験をしてみたいと思いました。
 
企画やご準備大変だったと思いますが、有意義な楽しい講習会をありがとうございました。